千石教室の南です。
みなさん、大変な時期ですが、いかがお過ごしでしょうか?
緊急事態宣言はやむをえない苦渋の判断だとは思いますが、生徒にとってはこの一年の勉強の進み具合が気になります。
正直、地域的な要因や、家庭の経済的な要因等を背景に、塾に行くことができる人と、塾に行けず家でも勉強できない人の格差がどんどん開いていくという印象です。
別に塾に行かなくたって、家で自分自身を律してやれればいいんですが、人間そうはうまくいかないものです。
フレック学習塾では、zoomやLINEを用いた遠隔の授業に対応しております。
ぜひ、ご相談ください。
本当に辛い現状なのですが、とにかく今は淡々と勉強を進めるしかありません。
仮に、学校が再開されたとしても、学校の先生はとにかく範囲を終わらせることに必死で、おそらく猛烈なスピードで授業を行うでしょう。
これまで行っていた丁寧な解説や、問題演習の時間は、かなり削られるような気がします。
(学校の先生を責めているわけではありません。この状況では仕方ないです。)
また入試に出される試験範囲がどうなるかも注目です。
高校受験だと授業が未消化になることを踏まえ特例措置などがあるかもしれません。一方で大学受験は浪人生も多くいますから安易な範囲の変更は
かなり難しいでしょう。
今年の受験生は共通テストの混乱やコロナの影響など波乱に満ちている大変な世代となってしまいました。本当に同情します。
しかし、やるべきことは変わりません。
自分なりの勉強法を模索してみてください。
閑話休題。
新中学一年生で、英語を初めて習い始めたという人もいると思います。
どうですか?勉強は順調でしょうか?
これまでは国語と算数がメインの科目になっていたと思いますが、中学になると英語と数学がメインになります。
特に、英語は初めてという人は少々手こずっているかもしれません。
大事な点は2点。
①重要な基本例文は暗唱するぐらいに、何度も音読すること。
Iのあとのbe動詞はamだとか、youはareだとか、これは音で覚えてしまい、理屈を考えるまでもなく、自然に口から出るようになるまで音読しましょ う。いちいち考えているレベルではいけません。
②暗記した上で、理解もすること。
覚えることはしっかり覚え、そのうえで文法事項をおさえて理解をする。この両輪が大切です。
まず、英単語やスペルは何度も書いて覚えましょう。近道はありません。ただただ繰り返す。それのみです。
そのうえで文法事項も覚え、①でなんとなく覚えたことを、しっかり理論づけて理解する。
例えば、「動詞には一般動詞とbe動詞がある。そしてbe動詞にはis are am の3つがある。」など、非英語圏の日本人が学ぶには文法をしっかり理解するのは必須です。最近は共通テストの影響からか、文法軽視の風潮がありますが、東大をはじめとして、2次試験で文法問題を出してくる大学は依然としてあります。
実際、英語で高得点を取れる人で文法を理解していない人は、ほとんどいません。
暗記を徹底し自然と口をつくように基本例文が出てくるようにすることと、その理屈を文法を通して理解すること。
この二つの両輪で、勉強することが、理想だといえます。
この休校期間、無駄にしないためにも、こつこつ勉強を進め、みんなで難局を乗り越えましょう。
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