まず、湿度の公式は以下です。
湿度(%)=実際の水蒸気量÷その温度での飽和水蒸気量×100
これを丸暗記しようとしてはいけません。
湿度はただ割合を計算しているだけです。
例えば、80リットルまで入る容器に40リットルの水が入っていたら、何%占めていることになりますか?
はい。そうです。50%ですね。
20リットルの水だったら25%ですね(20÷80×100=25%)。
湿度もこれと同じような計算をしているのです。
例えば、1㎥あたり80グラムまで水蒸気を含むことができる温度において、1㎥あたり40グラムの水蒸気を含んでいたら、湿度は何%でしょうか。
簡単ですね。50%です。
1㎥あたりに最大含むことができる水蒸気の量を飽和水蒸気量といいます。「飽和」という言葉から連想できますね。
以上から、湿度の公式が以下のようになることはスッと理解できるのではないでしょうか。
湿度(%)=実際の水蒸気量÷その温度での飽和水蒸気量×100
実際の問題では、この飽和水蒸気量がグラフや表で与えられます。
例えば、下記のようなグラフで与えられた場合、曲線が各温度での飽和水蒸気量になります。
ではA〜Eのうち湿度が一番小さいのはどれでしょうか。
正解はCです。
グラフからCが飽和水蒸気量に対して、含まれている水蒸気の割合が一番小さいことがわかります。
湿度は割合を計算しているだけなんです。
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