高校生物の中でも、生物の分類って覚える事が多いですよね。
原核生物に真核生物、 菌類、細菌類、藍藻類などなど。。。
今回はその中でも、問題集や教科書などにあまり詳しく載っていない事が多く、比較的影の薄い(気がする)「原生生物」について紹介していきたいと思います。
まずは、よくある質問の「原生生物と原核生物って違うんですか?」に答えていきましょう。
結論を先に言うと、この両者は全くの別物です!!
原核生物とは、膜構造が細胞内に見られず、その最も大きな特徴は、DNAが核膜に覆われていない事です。(大腸菌、乳酸菌など)
そして、この原核生物と対をなし、相反する性質を持つのが、真核生物。
真核生物はザックリと説明すると、DNAが核膜に覆われている生物です。 (動物や植物、酵母など)
実は、今回のテーマである原生生物は、この真核生物に該当します。
よって、原核生物と異なり、核を有するのです。
ですが当然、全ての真核生物が原生生物に該当するわけではなく、あくまで原生生物は真核生物の中の1種なので、その具体的な分類について説明していきましょう。
とは言え、原生生物の分類は結構ザックリしているので、腑に落ちない方もいるかもしれません。
「原生生物とは、真核生物の中でも、動物や植物以外の比較的単純な構造をした生物である。」
↑これが原生生物の定義です。
正直、これを理解して、あとは生物の具体例さえ知っていれば十分です。
ちなみに、具体例はこんな感じです。→ゾウリムシ、アメーバ、ミドリムシ、緑藻類など・・・
ーー両校舎とも新規入塾、受付中です 簿記も受け付けていますーーー
【千石教室】
文京区千石1丁目15-5 千石文化苑ビル3階
TEL:03-6902-1980(受付16:00~21:30)
【西ケ原教室】
北区西ケ原1丁目30-1 東高西ケ原ペアシティ1階
TEL:03-6903-5760(受付16:00~21:30)