追い込むべき科目

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千石教室の南です。

めっきり涼しくなってきました。朝、晩は寒いくらいです。体調にはご自愛ください。

 

今年も入試のシーズンが近づきつつあります。

この1年は、共通テストの混乱にはじまり、コロナの影響で、波乱含みの1年となりました。

受験生にとってはなんとも辛い一年だったでしょうが、幸いなことに、みんな条件は一緒です。今、できることを、ある意味、どんな誘惑にも惑わされない修行僧の気持ちで、淡々と、淡々とやりましょう。

 

今後、追い込んでいく科目は、理科や社会などのいわゆる暗記系の科目になります。

英語・数学は今から必死にやっても、伸び代はあまり大きくありません。現状の力を維持するためのメンテナンスに徹しましょう。

例えば、英単語を復習する、毎日一題だけ英語の長文をとく、過去問を時間を決めて解くと言った感じです。

数学も奇問・難問を解いているならば、その状態からそろそろ離れ、基本の確認をしてください。誰もができる問題、また当たり前に使っている定理の証明なども問われた場合に解けるよう、無駄な失点を避けるための練習にも取りくみましょう。

 

逆に理科・社会はやればやるほど伸びる時期です。暗記事項はとにかく一問一答やワークを使って繰り返し徹底する。

大学受験に臨む現役生なら、試験当日まで成績は伸びると言われます。

共通テストになったから暗記は不要だなんて間違った考えは捨ててくださいね。

とにかく覚えるべきは紙に書いて、口で言って、紙に書いて、口で言って覚える。

 

自分に何が足りないか、常に問い続けながら勉強計画を立ててください。

 

 

受験とは孤独なものです。

どれだけいい先生がいても最後に勉強するのは自分です。

わからない問題を教える、教科書を解説する。そういった作業は先生や塾の力が大半を占めます。

ただ自分で覚える、問題を解く、解き直しをする。

そういう、成績を上げるのに不可欠な、とてもとても地味な作業は、代わってあげたくても、誰も代わってあげられません。

 

誰も助けられません。

 

ぜひ存分に苦しんでください。苦しんだ分だけ成績は上がります。

そして、受験が終わった後には素晴らしい景色が待っているでしょう。

 

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