受験校のレベルを落とすべきか、上げるべきか

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塾長の吉田です。

今日は「受験校のレベルを落とすべきか、上げるべきか」ということについてお話をしたいと思います。

結論から申し上げると勉強が苦手な子は今の実力にあった学校を選ぶべきと考えます。

まず勉強が苦手な子は、入学後の学校での授業が理解できるのかが大きなポイントになります。小学校では学校の授業が理解できなくても塾でなんとかなりますが、中学高校はそうはいきません。特に高校では広範囲を学習をするため、学校の授業が全くついていけない場合、誤解を恐れずに言うと学校での授業時間が無駄になります。

10を教えられて0を知るよりも、5を教えられて4を知る方が良いです。4まで知ることができたらあとは塾や問題集を自分で解いて実力を付けていけば良いわけです。当塾にも実力以上の学校に入学したため学校の授業が全く理解できず、0の状態で授業を受けに来る生徒がいますが、学校の全範囲を塾でカバーするのは相当なコマ数が必要になり非現実的なものになります。またこういった生徒さんは基礎学力がないので、自分で学習することも難しく、自習をしていたとしても効果が薄いです。

一方で自分の実力にあった学校に入学された生徒さんは授業をしっかりと聞いて理解し、当塾で学校では習わない応用問題に取り組んでおり良い棲み分けができています。

大学受験は実力以上の学校に入ることが大いに目指すべきですが、中学高校は入学後のことも考えて志望校を決めることをおすすめします。

最後に勉強が得意な子は、レベルの高い学校に行くことで上位に引っ張られる傾向があります。ある程度勉強ができるなら授業が全く理解できないということはないでしょう。最後まで一つでも上の学校に行けるように頑張りましょう。

 

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