千石教室の南です。
早いもので、もう一年が終わろうとしています。
受験生は体調に気をつけて日々の勉強に臨んでください。
さて、算数・数学や理科では公式が多く出てきますよね。
数学が嫌いな人はそれだけで拒否反応を示す人も多いかもしれません。
小学校では割合・速さの公式にはじまり、
中学校では因数分解・展開の公式、比例・反比例、面積・体積、三平方の定理・・・
高校では余弦定理・正弦定理・加法定理、ベクトル・・・
書き出すときりがありませんね。
大学にいくまでどれだけ公式を覚えればいいのかと思うと日が暮れそうですね。
こういう公式暗記が苦手な人の特有の特徴があるので、皆さんも注意して欲しいと思います。
まず
①暗唱する努力をせずに、常に公式の解説ページを見ながら解く人
公式は見ながら解いても、本番では使えませんし、いつまでたっても覚えられません。
一度頭にインプットし、公式の解説ページは見ずに、問題を解いていく。
この作業は初めはきついのですが、それを乗り越えないと次に進めません。
「公式を見ながらでもいいから、問題を解いているといつか覚えるだろう」という気持ちだといつまでたっても覚えられないのです。
②直前に暗記して、ノートや解答用紙に公式を書き写してから問題を解く人
一応覚えたものの、自信がないので、定期試験などのテストが開始した直後に、解答用紙に公式をメモしといているひとがいます。
確かに定期試験だと乗り切れるでしょうが、入試本番でそれをやろうとすると、膨大な量の公式を
書き写す必要があるわけです。本番では使えない戦略ですよね。
楽な方法をとるとその分、自分に跳ね返ってきます。腹を割って暗唱して覚えていってください。
③少し間違えて暗記していても、「だいたいは覚えているから大丈夫」と言い訳を続ける人
加法定理や余弦定理、解の公式など、複雑な公式は多いです。
だいたい覚えていてもマイナスをつけ忘れたり、ルートの間違い、順序が逆になったり。
公式暗記の初段階ではそういうミスがあるでしょう。
「だいたい覚えてるし、まぁ大丈夫だ」と思っていると、そのミスを本番でも繰り返すことになります。
公式は完璧に覚えてこそ意味がある。
ぜひ一字一句にこだわって覚えて欲しいものです。
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