千石教室の南です。
夏期講習も終盤に入ってきました。残りすくない夏休み、充実させたいものです。
みなさん、勉強ははかどっているでしょうか?
夏休み当初にはやる気がみなぎって勉強に集中していた人でも、終盤になり失速する人も結構います。
また、精神的に追い込まれたり、変化のない日常に疲れきったりして「問題も見たくない」と思う人もいるでしょう。
なんとかこの停滞感を乗り切りたい人のために、いくつか処方箋をお示ししましょう。
①思い切って数日休む
何日間か思いっきり休んでみて、完全に勉強から手をひくというのは、一つの手です。
だらだら悩みながら、勉強も遊びも両方中途半端だと、どちらも楽しめません。
思い切って数日、遊びのみに集中する。そうすると、最後の方には意外と勉強したくなってきます。
②自分だけが不幸とは思うな。
自分の勉強に集中するのは素晴らしいことですが、たまには他のライバルのことも意識してみましょう。
全国の高3生、中3生が今、辛い時期を送っています。この時期に自信満々な受験生など存在していません。みんな悩んでいます。
どんな天才でも、この時期はさすがに辛い時期です。
「冬までに勉強間に合うかな、成績あがるかな」とみんな思っています。
眠い、辛い、だるい。全国の受験生がそういう気持ちを押し殺して勉強している。
そう思うと気が楽になりませんか?辛いのはあなただけじゃありません。
③辛さは成長へのステップ
成績が伸びる人は、だいたいみんな辛い時期を経験しています。
辛いことなしに成績はあがりませんし、停滞期なしには成績があがりません。
ということは、今、苦しんでいるということは、いずれ成績の伸びが期待できるということです。
とすれば、現状を悲観する必要は、そんなにないじゃないですか?
そもそも勉強に真摯に向き合っているからこそ、悩み苦しんでいるわけです。
飛躍するためにいま縮んでいるのだと、思ってください。
夏を終え、涼しくなったなと思うと、あっという間に受験シーズンがやってきます。
「時のうつろい」などという高尚な言葉を、この時ほど使いたくなるときはありません。
私自身、秋の涼しい空気を浴びながら、「むせ返るほど暑いあの時期にもっと勉強しておけばよかったな」と後悔したものでした。
受験生、浪人生の秋は一瞬です。
後悔しないよう、この暑いうちにもがき苦しんで、勉強に励んでください。
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