フレックの南です。
コロナ禍の中学受験はほぼ一段落しました。
日本テレビの「スッキリ」という番組でも、中学受験をする芸人さんの家族に密着した企画が放送されていましたね。
やはりああいう番組は、保護者の皆さんの関心をひくようです。
特に、東京の都心部の受験熱は、地方とは比べものにならないほどすさまじいものがあります。
フレックでも、第一志望に受かった人、残念ながら希望の学校には受からなかった人などさまざまです。
受験している学校のレベルも違いますし、一概に比べることはできないのですが、
ひとつ合格者たちに共通した特徴をいいますと
「受験生の大半ができる問題は確実に取れている」ということです。
勉強すればするほど応用問題・難問に気が取られるのは、よくあることなのですが、
実はそういった問題が本番の緊張した状態でできるかと言われればかなり可能性は低いのです。
よく勉強していて、結構難しい問題にもトライしているんだけど、基本的な問題、誰もができる計算問題をなぜかボロボロ落としている人が、結構多いように感じます。
得点に色はありませんから、難問の5点も、計算問題の5点も同じ5点。
成績がイマイチ伸びない人は、そうした基本的な部分に一度立ち戻って、基礎力を磨いてみてください。
中学に入学すると、メインの勉強の科目は国語・算数から英語・数学になります。
これまでの勉強が無駄になることは絶対にありませんが、これまで受験勉強をしてきたからといってサボってもついていけるほど、中学の勉強は甘くありません。
皆さんには、これまで通り、コツコツと、淡々と、勉強を続けていって欲しいと思います。