千石教室の佐藤です。
新年度が始まりました。
前年度までの反省を踏まえて心機一転頑張ろうという時期でもありますね。
そこで今回は私から数学の問題を解く上で皆さんに伝えたいことがあります。
「途中式は丁寧に書きましょう」
子供たちを指導していて、途中式を適当に書く子が気になります。
理由としては、「面倒くさい」「暗算でできる」といったところでしょうか。
学年が進むにつれ数学は難しくなります。
特に高校となると、答えが正しくても途中式が出来ていなければ点数になりません。大学入試では記述式で途中式が重視されます。
小学生、中学生から途中式を書かない癖がついていると、高校でかなり大変なことになります
し、そういう子に限って、授業についていけなくなる子をたくさん見てきました。
皆さんには、そうなって欲しくないです。だからこそ今後も途中式の大切さを伝え続けて
いきたいと思います。
途中式は答えを出すまでの過程であり、理由でもあります。その一つ一つの理由を、しっ
かり理解することで、数学の応用力も自然と身についてくるものです。
また途中式を丁寧に書くことで、順序立てて考えられる思考力や論理的思考力が身に付き
ます。それらは今後皆さんが社会を生きるうえでも必要とされる能力でもあります。
新年度から気持ちを改めて、途中式は必ず丁寧に書きましょう。
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