千石教室の南です。
6月に入りました。梅雨が近づいてきています。
雨が降り、蒸し暑く気分もどよんと落ち込む日が続きます。
なんとか乗り越えて欲しいものです。
さて「雨」に関連して英語の表現についての質問がよくきます。
天気の英語の表現は、中学生にとってはかなり悩ましい問題です。
「晴れています」「雨が降っています」
という文章を訳そうとしても、主語が思いつかないわけです。
「雨が降っています」なら「主語はrainだからRainから文章を始めるのかな」とか、
「晴れています」なら「そもそも主語がないじゃねーか」といった感じです。
で結論としては天気や、時間の表現では、主語は「it」を使いましょう。
通称、「神のit」と呼ばれるものです。
例えば
It is sunny.(晴れています)
It is rainy.(雨が降っています)
It is 7 o’clock.(7時です)
といった表現ですが、itは「それ」と訳さないのがコツです。
ある意味、itは無視していいので、そのまま訳してください。
あともう一つ。雨が降るには3種類の言い方があります。これもしっかり覚えておきましょう。
①It is rainy.
(rainyは形容詞。is を忘れずに)
②It rains.
(rainは「雨が降る」という動詞。sは三人称・単数・現在のS)
③We have rain.
(rainは「雨」という名刺。主語にヒトをさす「we」を使うことがミソです)
穴埋め問題なら、かっこの数と見比べて、どれが適切かを選ぶこと。
英作文なら、自分が使い易い表現をあらかじめ決めておくこと。
特に英作文の場合、①と②を混同してIt is rain.などと書いて間違えている生徒が多く見受けられます。
無駄な失点をさけるためにも、確実に覚えておきましょう。
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