自分の話を最後まで聞いてくれない人に対しては
『この人に話をしても無駄だ』
という感情が生まれ、良いコミュニケーションが生まれません。
良いコミュンケーションが生まれないということは、お互いの想いを共有することができず、平行線どころが決裂してしまいます。
これは親子間、友達同志の関係でも同じではないかと思います。
必要なのは、相手に対して安心して話ができる環境を作ってあげることです。
- 話を最後まで聞く。
- まずは相手の感情(悲しい、不安、嬉しい、わからない)に共感する。
- 相手の立場を尊重しつつ、質問を投げかけ、更に相手の気持をわかろうとする。
そんなやり取りが良いコミュニケーションを生みます。
既に親子間、友達間の会話が殺伐としたものになっている場合は、時間をかけてゆっくりと自らが歩み寄ってあげてください。
『なぜ、毎日イライラしているのか』
『なぜ、約束を破るのか』
『なぜ、冷たい態度なのか』
理由をすぐに聞いたり、起こりたい気持ちをぐっとこらえて、
『最近、疲れてるね』
『最近、大変そうだね』
などと優しく声を掛けてみてください。
そして、相手から何か話かけてきた時は、必ず相手の立場になって、話を聞きます。
必ず、自分が知らなかった事実、相手の認識を知ることができます。
そうすると、自分の中でも許せること、許容できること、第三案を示せることなどが出てくるはずです。
自分の周りの環境に安心感がないのに「勉強しろ」「将来を考えろ」と言われても、
建設的な考えはできません。
まずは安心して話ができる環境を作りましょう。
ご自身の周りで、自分の話を安心して全て話せる人は何人いるでしょうか。
それほど、多くはないのではないでしょうか。
もし、自分が家族や友達に対して、そのような存在になれたら、それは素晴らしいことではないでしょうか。
信頼・発見・喜び・・・・自分も得るものが大きいと思います。
安心して会話ができる環境が子供たちに将来を夢見る余裕を与えます。
その時、初めて「勉強したい」「学力を上げたい」「夢を叶えるたまに上の高校・大学に行きたい」という気持ちが生まれてきます。
仕事や家事で忙しくて、子供の話を聞いている余裕はないと思っている方はもう一度、
『何のために仕事・家事をしているのか』『誰のために仕事・家事をしているのか』を考えていただきたいです。
そのために子供の可能性を狭めることになっていたら、本末転倒です。
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