こんにちは、西ヶ原教室の小川です。
私立中学の算数と聞くと、つるかめ算やニュートン算などのいわゆる「特殊算」を使う問題が出題されるイメージが持たれやすいのかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
私立中学の中にも、特殊算のようなテクニカルな手法を知らずとも十分に合格ラインに達することができる学校もたくさんあります。
ですが、どうも難しい問題に直面したときに、そういったテクニカルな手法を知らないと解けないと思い込んでしまう生徒が少なくはないように感じます。
確かに特殊算などは使いこなせれば非常に便利ですが、「なぜこの問題はニュートン算で解けるのか」、「なぜこちらの問題はつるかめ算で解けるのか」などの理由がしっかりと分かっていないと、実戦で活用することは難しいでしょう。
そして、その理由を理解するためには、学校で習うような基礎がしっかりと分かっていなければならないと思います。
なので、もし志望校の合格ラインに達するのにテクニカルな手法が必要ではないのであれば、まずは学校で習うような基礎問題をしっかりと解けるようにし、それでも十分に余裕があるのなら、そういった手法を身につけるのもアリだと思います。
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