千石教室の南です。
相変わらず暑い日が続いていますが、定期テストに向けて自習室に来て勉強している生徒が増えています。
気分がのる日は、どこでもいくらでも勉強できるものです。
問題はそうではない日。
気分が乗らない、だるい、眠い、体が重い・・という時にこそ、自分が決めた最低限の量をやれるかどうかが、成績の伸びにかかってきます。
そういう時にどうすべきか。
まずは図書館や塾など、いやでも勉強せざるをえない環境に自分をおいてみましょう。スマホの電源を切ってしまうのも手です。
あるいはライバルを想定すること。「今、俺が寝ている時に、あいつは勉強しているかもしれない」と思えば、意外とサボれないものです。
特に入試は競争試験ですから、身近にいるライバルを頭に思い浮かべば、自分だけ遅れを取るわけにはいかないはずです。
まもなく夏を迎えます。
皆さんは夏というと、何を思い浮かべるでしょうか?
きれいな海、セミの鳴き声、旅行、部活など楽しい思い出が浮かぶ方が多いでしょうか。
私の場合は、間違いなく浪人時代を思い出します。
灼熱の外気、電車内に滴る汗、眠気と暑さで今にも死にそうな顔をしながら校舎に吸い込まれる自分を含む予備校生、クーラーで冷えすぎた自習室、夜になってもまったく涼しくならない熱帯夜、一ミリもおいしくない寮のご飯、ようやくとれたB判定・・・。
半ば気が狂いそうだった僕の精神状態を、唯一正常に保っていたのは、予備校講師とのたわいもない雑談でした。
まったくすがすがしくないですね。(笑)
でも、受験生であれば、一生のトラウマになるくらい勉強してほしいものです。
トラウマの夏も、合格してしまえば、いい思い出になります。
夏休みは、大きくライバルに差をつけることができる時期でもあるとともに、過ごしようによっては大きく差をつけられてしまう時期でもあります。
気がのらない時こそ、最低限のノルマを自分に課して、毎日少しでいいから勉強を続けていってください。
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