面談を通じて

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千石教室の南です。

夏期講習が始まりました。

皆さんは一学期の成績が手元に返ってきたでしょうか。

夏休み前のこの時期、学校のテストの結果を受けて面談をする機会が、小学生から高校生まで増えるものです。

 

私は面談の際には、「お世辞を言わない」ことを信条としています。

志望校を聞いて、合格できそうであれば「このまま頑張れ」と言いますが、厳しい場合は率直に「今のままでは落ちる可能性が高い」と言うことにしています。

「まだまだこれから伸びるよ!」「E判定でも大丈夫!」と見せかけのやる気を出させるためだけの励ましの言葉は、生徒に対して不誠実だと思うからです。

受験は、運悪く落ちることはあっても、運良く合格することはありません。

生徒自身はとても鋭いですから、魂のこもっていない言葉は、見せかけの言葉だとすぐに気づいてしまいます。

客観的な意見を言えることは、大手塾にない、我々の使命であり、我々にしかできないことだと考えています。

 

しかし、「合格までの距離が遠い」からといって、合格が「無理だ」ということではありません。

我々が指示するテキスト、また勉強をこなしていってもらえさえすれば、そりゃ大変ではありますが、確実に学力はあがります。

(とはいっても、別に成績が上がる特別な方法があるわけではなく、復習と演習を確実に繰り返していくだけなのですが)

要はそれをやりきる気力があるかどうかです。

勉強をする気がある日は、1日に何時間でも机に向かうことができるでしょう。

しかし、やる気がない日に、体に鞭打って、数時間だけでも机に向かう、最低限の勉強はこなす。

そういった毎日の努力をコツコツ続けていけさえすれば、怖いものはありません。

 

夏休みは、あっという間にすぎます。

秋・冬に、「あーもっと勉強しておけばよかった」という生徒は多いですが、正直、その段階では後の祭りです。

自分と真摯に向き合い、問題を解き、質問をする。

そのサイクルを8月末まで繰り返してください。

一緒に頑張りましょう。

 

ーー夏期講習受付中です。1コマから受講できます。 ーーー

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