志望校を決めるにあたって

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こんにちは。千石教室の南です。

暑いですねぇ、あいかわらず。

私は昔、親から「家で勉強すると電気代がかかるから、塾にいって勉強しなさい」と言われた記憶があります。

フレックは非常に勉強に適した、快適な温度で皆さんをお待ちしております。(たまーに、日中暑すぎるとクーラの効きが悪くなることもありますが・・)

 

さて、きょうは「志望校を少しでも早く決めるべきだ!!」という話についてです。

実は受験生でもなかなか決めない人は意外と多いんですよね。

自分の学力がどれくらいかはかりかねていたり、将来やりたいことがわからなかったり、あるいは、いろんな人の意見を聞きすぎて決められない気持ちもわかります。

ただ受験戦略上、早く決めた方が、間違いなくいいです。

 

なぜかというと、

①モチベーションがあがる。

受験は、真剣にやろうとすればするほど辛いもの。特に大学受験は過酷さを極めます。

サボる理由はいくらでもある。気を抜けばいつでもサボれます。そんなときに、「どうしても行きたい志望校がある人」と、「どこでもいいからとりあえず大学生になれればいい」と思う人では当然、辛いときに、踏ん張れる馬力は違いますからね。

明確な志望校がある人は圧倒的に強いです。気持ちのうえでまずライバルより優っているといってもいいと思います。

 

②過去問を分析し、受験科目、出題分野を明確に意識する。

何はともあれ、受験に必要な科目を知ることが第一です。無駄な科目をやる時間はこの時期はありません。

そのうえで、過去問を徹底的に分析してください。過去5年くらいでとりあえずはいいです。どういった問題が出ているのか、どういう分野が出ているのか、まずは敵を知るべきです。

出題者も過去問を意識していますし、出題形式はそうそう変わるものではありません。

英語なら、文法が出るのか、それとも長文主体なのか。数学なら、全部で何問で、そのうち何問は完答する必要があり、何問は部分点でいいのか、どの順番で解くのか、などしっかり研究してください。

あと、第一志望の大学なら必ず赤本は手に入れましょう。

 

たまに、

「どの大学にも受かるような、総合的な勉強をしたい」という人もいますが、それを言えるのは高二までか、浪人生のみです。

現役生は合格まで最短距離を目指す必要があります。 普段の勉強から出題分野を意識した勉強、問題演習を行ってください。

 

 

昔は大学ごとに資料、パンフレットをFAXで取り寄せて、分厚い冊子を開いて、受験科目やら校風やらを調べたものです。

しかし、今はインターネットがあり、大学側のHP、広報も相当充実しています。

調べようと思えばすぐにでもあらゆる大学の受験科目、過去問まで手に入るわけです。

文明の力は最大限活用しましょう。勉強外のところでもライバルとの競争は始まっています。

 

 

「意地でも◯◯大学に行きたい」と願う力の強さこそ、意外と受験の合否を分ける大きな差だったりするものです。

 

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