千石教室の南です。
ストレスフルな毎日が続いています。
ニュースを見れば、コロナ関連で気がふさがるばかりで、しかも学校がいつから始まるかという不安が積もる毎日。
やる気がおきず、鬱々とした日々であることには、同情しますし、理解できます。
しかし気をつけて欲しいことは、
自粛期間が延びたとしても、いつか受験はあるということです。
自粛期間があったから、希望者は全員志望校に合格させてあげるなんてことはありません。
いずれテストが実施され、選抜される仕組みは変わらないわけです。
この自粛期間は、不要不急の外出を避けるという意味の自粛であって、家でテレビやゲームにいそしむための自粛期間ではありません。
勉強を自粛することまで求められているわけではないのです。
ですから、皆さん学びを止めないでください。
受験生はなおさらです。
今、頑張っている生徒と、サボりにサボった生徒では大きく差がでます。
学校に行けないという条件が同じである以上、落ちこぼれた生徒に配慮し、救ってあげるほどの余力は、行政や学校に残っていません。
カリキュラムを消化するだけで精一杯なはずです。
どうしてもやる気が出ない時、そんな時はライバルの顔を思い浮かべましょう。
厳しい環境にありながらも、鞭をうちながらも志望校に向けて勉強に励む◯◯君、△△さんの顔を思い浮かべれば、やる気が少しはわくと思います。
辛いのは自分だけではないのです。
受験というのは,近代日本が始まって以降、要は旧制高校の選抜試験から存在します。
第二次大戦前からあるわけです。
当時の学生の中にも、コロナに匹敵するような非常事態はあったわけです。
戦争の足音が忍び寄る中、アメリカの空襲に怯えながらも、また徴兵に怯えながらも、勉強を続けた学生もいたことでしょう。
いや、勉強したくても、泣く泣くその道を諦めた学生、志半ばで命まで失った学生もいたことでしょう。
勉強しようと思えばできる喜びを、どうかこの非常事態にこそ、感じてください。
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