千石教室の南です。
受験について真剣に考え始めた高校1年生、2年生から、「英単語をどう覚えていけばいいのか」質問をよく受けます。
膨大な量を前にして、なんとか楽な、効率の良い方法はないか、模索する気持ちは重々わかります。
しかし、はっきり言います。
楽な方法はありません。
苦しんで、根性で覚えていってください。
とはいっても、なんとかして努力が無駄にならない方法はないものか。
そう思う人もいると思いますので、何点かコツをお伝えします。
①早めに単語帳を一周する。
1ページ、1ページ確実に覚えてからでないと次に進めない人がいます。
その姿勢は個人的には嫌いではないのですが、大学受験となると効率が悪いです。
どうせこの大量の単語を完全に一回で覚えることは不可能です。
記憶は、何回も暗記を繰り返さないと定着しませんから、まずは一周さっさとやってください。
覚えられない単語はとりあえずスルーして結構。
「これ」と決めた単語帳をとにかく、一周し、覚えられる単語は覚え自分がわからなかった単語に印をして、どんどん進めてください。
②繰り返し繰り返し、書いて言って覚える
まずは単語帳を一周した後、じっくり暗記の作業に入りましょう。
単語帳に例文があるのであればその例文を使って覚えるのもよし、一問一答的に、単語と意味を対で覚えていくのもよし。とにかく発音して、書いて、思い出しての作業を繰り返していきます。
答えを見て「あーそうだった」と思い出せるのでは、まだまだです。
赤シートを使ったり、ページを折ったりして、答えが見えない状態で、単語の意味がわかるかどうか、自分に厳しく徹底的にやりましょう。
③スキマ時間を有効に。
当然ですが、英語の勉強は、英単語で終わりではありません。
英単語は英語学習の基礎ですが、必要条件でしかありません。長文読解、文法、リスニングとやることは他にも多くあります。
ただ幸いなことに、単語の暗記は、場所を選ばない勉強です。そんなに思考力を必要としませんから、どんな場所でもできるという最大のメリットがあります。
電車の中、昼休みのちょっとした時間、夜ベッドに転がりながら、など、細かい時間を積み重ねて勉強していってください。
上記3つのコツをお伝えしました。冒頭に書いたように、こればかりは決して楽な道はありません。
自分が辛い時には、「ライバルも苦しんでいるはずだ」と考えて、鞭をうってください。
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