千石教室の南です。
ことしも早いもので終わろうとしています。
いよいよ受験本番が待ち構えています。
緊張しつつも、今、自分が思い切ってチャレンジできる環境に感謝しながら、精一杯頑張ってください。
さて、都立高校入試の英語には毎年英作文が出題されます。
配点もそれなりに高いので、やはり高得点を狙いたいところなのですが、皆さんはどうでしょうか?
Vもぎを受けて英作文をなんとなく解いているんだけど、「なぜ減点されたかわからない」とか、「なんだかよくわからないけど点数が取れている」とかそういう方は多くないでしょうか?
今回は、英作文が苦手な人ほど陥っているパターン(ミス)をお伝えしようと思います。
①時制の間違い、三単元のSの書き忘れ、複数形のS忘れ。
基本的な間違いではありますが、受験生が圧倒的に間違う箇所といってもいいでしょう。
採点する側としては、英作文の内容の良し悪しを判断する間もなく 、ミスが目についてしまいます。
三単現のSなんて、中1の範囲です。(ついミスをする気持ちは重々わかりますが)
とにかく基本的な文法事項は間違わないこと、問題文の前後をちゃんと読んで、時制を確認することを徹底しましょう。
②前後の内容とあっていない(聞かれていることに答えていない)
都立入試の英作文は、メールや手紙の一部を埋める形式となっています。
当然話の文脈があるわけで、その前後にあうように作文を書かねばなりません。
ところが自分の好きなことを書いてしまい、文章全体として成り立たない形になってしまうと、それこそ0点になってしまいます。
何を聞かれているのかをしっかりと把握し、そして文章全体として矛盾が生じていないかを常に気をつけましょう。
③やたらと難しい文法を使いたがる
英作文で、すごい難しいテーマについて表現しようとして、文法や単語がやたら難しくなっている生徒さんが結構います。
特に抽象的なことを英作文で表現しようとすると、単語・文法ともに難解になり、減点箇所も増え、泥沼に落ちる可能性が高いです。
要は書く内容を工夫しないと、自分の首を自分で締めることになります。
逆に書く内容を、いい意味で「幼稚」にすると、中学1年生・2年生のレベルの文法で書ききることができますので、減点も大幅に減らせます。
とにかく簡単な内容を書くことで、失点を減らす。英語が苦手な人ほどとるべき戦略といえます。
英作文は実際に書いてみて、その添削を受けてこそ、自分のミスや弱点がわかるものです。
ぜひ塾の先生や学校の先生に厳しく添削指導を受けて、無駄な失点を1点でも減らすこと!
最後の追い込み、頑張って下さい。
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