平成28年度筑波大学附属高校の理科第2問

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千石教室の吉田です。

平成28年度筑波大学附属高校の理科第2問の(4)

これはぜひ、想像力をはたらかせてじっくり解いてもらいたい問題です。

(1)〜(3)が比較的簡単なので、受験という観点から(4)が解けなくてもたいしたことはないのですが、

こういう思考力を鍛えられる問題は徹底的に考えるべきです。

(4)を解くためのヒントを下記に記載しますので、考え抜いた人はぜひ参考にしてみてください。

 

 

(4)は気体にはたらく空気の浮力に関する問題です。

この問題を解いて疑問が湧いてくるのは、気体のアンモニアを押し出した後の注射器の方が重いということですね。

tsukuba2801

 

えっ!アンモニアの気体が乗っかっているのになんで右の方が重いの!!!

という疑問を持った人がいるのではないでしょうか。

これはアンモニア(気体)が空気による浮力が加わるからですね。

わかりやすく絵を書くとこうなります。

tsukuba2802

 

アンモニアは空気よりも軽いので、絵にあるようにアンモニア風船が上についているイメージですね。

よって、上部にアンモニアが溜まっている方が軽いのです。

とてもシンプルな問題ですが、こういう問題好きですね。

 

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